
ブルージェイズの岡本和真選手が、ジャイアンツ戦に先発出場。初回の第1打席で満塁本塁打となる21号HRを放った。これで今シーズン日本人打者でトップだったドジャース大谷翔平選手とホワイトソックスの村上宗隆選手の20本塁打を上回り、日本人選手単独トップとなる21号HRをマークした。21本塁打を放った岡本選手はメジャーの三塁手では第2位。岡本選手を上回るのは26本塁打のレイズの三塁手カミネロだけだ。メジャー入りする前、岡本選手はメジャーの球威と球速のパワーに力負けしてしまうのではないかと懸念されていたが、「打席内での立ち位置を一歩下げる」⬆️という劇的な技術調整によってメジャーの高速シンカーや動く球に対応し、ホームランを量産できる打者へと大きな成長を遂げたのだ。わずか数十センチ後ろに下がることで、メジャー投手の150キロ後半を超える高速シンカーやカットボールを見極められる「眼力」が生まれたことで打撃が覚醒、打球速度も112マイル(約180.2キロ)を記録するなど強いスイングも可能となった。岡本選手は、NBP巨人時代に3度の本塁打王に輝いた実績を持っていて、引っ張りだけでなくライト方向へも特大弾を打てる高い技術(広角打法)を備えている。今日の21号グランドスラム(満塁ホームラン)も、逆方向の右翼席(ライト方向)へと巧みに運んだ一発だった。これで、日本人メジャー1年目の最多本塁打数としては、2018年の大谷翔平選手の22本にあと1本に迫った岡本和真選手、大谷選手を上回るのは時間の問題だろう。