ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

走行距離はW杯最下位、走らずに歩いて得点王のメッシ。

W杯 史上初めて6大会連続出場を果たしたアルゼンチンのFWリオネル・メッシ39歳が、ハットトリックなど異次元の輝きを見せているが、そのメッシ、試合ではまず走らない⬆️、最前線やや右寄りで、ゆっくり歩きながらパスを待つ。中盤まで下がってボールを持つこともあるが、時には立ち止まったまま微動だにしないこともある。それでも、ボールを持つと速い。一瞬のスピードでパスを受けると、軽いタッチで相手をかわし、素早く左足を振り抜く。メッシの回りだけゆっくり流れていた時間が、急に速くなる。ボールだけでなく、メッシは時間も操っているように見える。データ分析会社Optaが公開した2026W杯のフィールドプレーヤー618人を対象としたランキングでメッシは、90分平均走行距離8.1km618位で最下位だったが、ゴール数7得点で得点王だ。一流のプレイヤーの90分間の平均的な走行距離は約10km〜12kmとされていてメッシの走行距離はその7割程度と省エネプレイに徹している。メッシは歩きながら首を振り続け、相手の弱点やスペースを脳内にマッピングし無駄な走りを削ぎ落とし、ゴールに直結するプレーだけに体力を集中させる。そして「GK並」の運動量なのに、ボールを持った瞬間だけ爆発的な加速と正確なシュートでゴールを仕留める。恐らくW杯最後の出場となる今回の大会、39歳天才メッシの「静かなること林のごとし」のスーパープレイを、しっかりと目に焼き付けておこう。