ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ポテトチップス白黒パッケージ、消費者は「ノー」だった。

先月、緊迫する中東情勢をウケて、スナック菓子メーカーのカルビーが、主力商品である「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」などの包装を、白と黒だけにすると発表した⬆️。商品パッケージの印刷インクには、石油の精製過程で製造されるナフサ由来の有機溶剤が使われていて、中東からの石油供給の不足に対応してカラー印刷から白黒へ変更するというものだった。変更前は「今のうちに珍しいパッケージを買っておこう」という消費心理が働き、一時的に店頭での関心が高まり購入する一見客が増えるだろうと予想されていたが、マーケティング調査会社「プラグ」が実施した3,000人規模の消費者調査では、非常に厳しいデータ結果が発表された。パッケージを白黒に変更したことで、購入意向が「71.5%」から「44.8%」へと激減。カラー版と比べて白黒版は買いたいと思う人が大幅に減少し、パッケージを変更していない競合の「湖池屋ポテトチップス」の購入意向65.6%)を下回る結果となったのだ。スナック菓子は店頭の棚で「いつもの色」を頼りに2〜3秒で直感的に選ばれるモノ。白黒になったことで視覚的な目印(記号)を失い、いつもの常連客が商品を見つけにくく、結果的に「ついで買い」や「リピート買い」の機会を大きく損失してしまったというわけだ。消費者は「しのぶことなく色に出にけり」で、白黒パッケージで我慢しようとは思わなかったようだ(笑)