ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

モーツァルトは、なぜ「俺の尻を舐めろ」という曲を作ったか。

クラシックミュージックを代表する天才作曲家モーツァルトには、1782年ウィーンで作曲した『俺の尻をなめろ』(Leck mich im Arsch) K.231 (382c) と言う曲がある。この曲は、6声のカノン(輪唱曲)なので、モーツァルトを含めて最低6人の男性が「俺の尻をなめろ」と合唱したものと想像されている。Leck mich im Arschというドイツ語のタイトルを直訳すると『俺の尻をなめろ』という意味になるが、本当に尻を舐めろという意味ではなく、1500年代以前からドイツに伝わる相手を罵倒する時のスラングで、日本語だと「糞喰らえ」「消え失せろ」といった類の言い回しになる。歌詞の内容は「俺の尻をなめろ、陽気にいこう、文句をいってもしかたがない、ブツブツ不平を言ってもしかたがない、本当に悩みの種だよ、だから陽気に楽しく行こう、俺の尻をなめろ」となる。モーツァルトは、なぜこんな曲を作詞・作曲したのか、彼の生まれ故郷であるザルツブルク周辺(南ドイツ・オーストリア)地方では、当時こういった下ネタ(スカトロジー)が、庶民の間で日常的なジョークとして親しまれていたからという説、当時の古典音楽の分野で非常に卓越した才能を発揮した反面、精神的には子供のように純粋で、悪ガキのような悪ふざけが大好きな性格のまま大人になったいわゆる「ピーターパン症候群」だったからではないかと言われている。