ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

消費税ゼロを、フェードアウトさせるためのシナリオ。

高市早苗首相が衆院選の目玉公約として掲げた「飲食料品の消費税2年間ゼロ」を実現するために設けられた「国民会議」。初会合に参加した野党は チームみらいだけだった。中道改革連合は「具体的な成果につながりそうだという確信に至らなかった」、国民民主党は「参加を決めるに足る環境が整っていない」として不参加だった。そもそも高市政権は衆院で3分の2を超える与党であり、わざわざ「消費税ゼロ」にするために「超党派の合意」を求める必要は無いはずだ。高市政権の本当のねらいは、10兆円という財源確保がどうしても見込めない「消費税ゼロ」導入は不可能だし、国会で成立させることもしたくない。だから野党も参加する「国民会議で議論する」という体裁を作ることで、検討を進めているフリをしつつ、実質的にはフェードアウトする時間を稼ごうという算段なのだ。「国民会議」を野党が不参加ないし不同意のまま推移させ、最終的に「超党派の合意が得られなかったので「消費税ゼロ」の実施は見送る」という結論に持っていこうというシナリオだと思われる。この「仮説」を裏付けるのが、高市首相の発言だ。衆院予算委員会で「消費税ゼロ」の実現について問われるたびに、「野党の協力が得られたら」「国民会議で結論を得る」という条件を繰り返しているではないか。国会の議席の3分の2を持つ政権の首相が、なぜ野党の協力を「消費税ゼロ」実施の条件にするのか。普通に考えれば不自然だと思いませんか。間違いなく「消費税ゼロ」法案はフェードアウトしてしまうと、今から考えておいたほうが良さそうだ。