
日本アニメが持つ強さ、英雄性、忍耐力、意志、そして怒りなど、欧米の子供たちに与えているその影響力の大きさを示す米国で2017年に起きた「事件」をご存知だろうか。アリゾナ州に住む11歳の少年アンドリュー・クンツ君⬆️と友人たちは、廃車になった古い車にBBガンを撃って遊んでいたところ、誤って巨大な蜂の巣を撃ってしまい、蜂が群れをなして襲いかかり、アンドリュー君は何百カ所も刺されてしまった。アニメ『ドラゴンボールZ』の大ファンだったアンドリュー君は、蜂の襲撃を受けている最中、大好きなキャラクターであるベジータ⬆️を思い出し、「気」を全力で溜め込んで体を守る「フルフォースパワー」の真似をすることで、激痛と恐怖に耐え抜いた。アンドリュー君は、「(蜂に襲われている間は)ベジータのことを考えていた。気を溜めてパワーアップすれば生き残れると自分に言い聞かせた」と言い、救出された際に、アンドリュー君は救急隊員に「僕はアンドリューだけど、ベジータって呼んでね」と言ったという。 救急隊員たちは、アンドリュー君を安全な場所まで引きずり出す際に数カ所刺された消防署長を含む救急隊員たちと共に、なんとか彼を救出した。その後、アンドリュー君はフェニックス小児病院で治療を受け、完全に回復した。このエピソードは、日本アニメのキャラクターが、欧米の子供達に与える勇気や精神力の強さを示す例えとして、SNS上でしばしば引用されるエピソードとなっている。