
15ヶ月前の2024年10月の衆議院選挙、「政治資金収支報告書」への不記載により、いわゆる「裏金」を作った自民党議員、その総額は5億7949万円に上るとされ、これに怒った日本国民は、選挙で自民党議員を次々と落選させ国会の議席数で「過半数割れ」となる罰を与えた。それからわずか15ヶ月後の今回の衆議院選挙、この「裏金事件」に関係した自民党候補者が出馬した38選挙区のうち、32選挙区で自民党の「裏金候補者」が当選し、さらに全体で前回の選挙より118名も多い当選者を出して自民党は「復権」を果たす事が出来た。日本国民は、政府への不信感が高い一方で、自分自身が政治に参加するという「政治意識」がきわめて低いことが、「公益財団法人NIRA総合研究開発機構」の調査で明らかになっている。日本国民は、街頭デモやネットでの署名などの主体的な政治行動に参加したことがある人の割合が、諸外国に比べて非常に低い傾向にあり、さらに、「今の日本の政治を実際に動かしているのは誰だと思うか」という問いに対して日本国民の最多数が、「国会議員」26%、続いて「官僚」23%と回答している。これに対し「国民の一人一人」と答えたのはわずか9%と、1割にも満たなかった。日本人が学校の教科書で習った、国の主権は国民にある「主権在民」ではなく「主権在自民党」だと過半数以上の国民が答えた今回の衆議院選挙、あなたはどの党に投票しましたか。