
昨年7月、MLBのスーパースター大谷翔平選手が、31歳を迎えた際のインタビューで、「プレーヤーとして後半に差し掛かり、終わりまでのカウントダウンが始まっていると思っているので、ちょっと切ない気持ちもありながら、最後までやり尽くしたいなと。ここからが本番なんだという気持ちを持ちながら過ごしたいなと思ってます」と語った。さらに、昨年末のスポーツ誌Numberのインタビュー⬆️で、「31歳の今はピークの真っ只中だ、という実感は持てているんですか」という質問に、大谷選手は「トレーニングしていても、返ってくる反応がすごくいいんですよ。反応が素直に返ってくるなという感じがしていて……でも、こんなに反応がいいのに、もし来年、数字がついてこなければ、何がいいのかがわからなくなってしまうという、そういう怖さ。衰えたのなら、それはしょうがない。肉体的なピークが過ぎたとも捉えられるし、眼の衰えとも捉えられる。技術的にも、歳を取れば取るほど新しいことができなくなってくるし、身に付けることも難しくなってくる。自分だけが歳を取って取り残される感覚になってしまうのか。今は、肉体的にもちゃんとやったらちゃんと反応が返ってくる感覚があるのに、来年とか再来年とか、結果が出ないとなったらどうしよう、という不安はありますね」と語った。年齢からくる「衰え」が不安だという大谷選手、どうやら人間離れした「ユニコーン」ではなく我々と同じ「普通の人間」のようだ。