ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

無敗モンスター井上尚弥、なぜ低く構えるのか。

世界で最も権威あるアメリカのボクシング専門誌「ザ・リング」が格付けするパウンド・フォー・パウンド(階級を超えた強さ)ランキングにおいて、日本人として初めて世界1位の評価を受けた世界スーパーバンタム級統一王者でプロ戦績31戦無敗の井上尚弥選手。彼の並外れたパワーについて、元世界3階級(バンタム・スーパーバンタム・フェザー)制覇王者の長谷川穂積氏が、手合わせした際に感じた「井上尚弥の凄み」について語っている。「僕も井上選手と手合わせしてもらったことが1回あって、彼は168cmの僕よりちょっと背が低い165cmなんですけど、向き合った時に頭の位置がもうここらへんなんですね」と自身のみぞおち(胸の真ん中)当たりを指して「あの構えは相当脚の筋肉がないとできない。凄い脚の筋肉だなと思いました」と「低い構え」を保てる井上尚弥選手の足の筋力に驚いたという。「低い構え」とは、後ろ体重(後股関節に重心を落とす)ことでパンチのパワーが増し頭の位置も相手から遠くなり、上体の姿勢も楽になり、相手がよく見える⬆️、というボクシングの基本的な「構え」のことだ。その「低い構え」を長時間維持するためには「足の筋肉」を鍛え上げる必要がある。ボクシングの基本である「低い構え」に必要な足のパワーを作り上げたことによって、井上選手は「モンスター」に成れた、というわけだ。