ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷がスイング中なのにマウンドを降りたイェサベージ。

ドジャースとのワールドシリーズ第5戦に先発したブルージェイズの新人投手イェサベージ、12奪三振1失点の好投で、チームを勝利に導いた。1試合12奪三振は新人投手のワールドシリーズ新記録となったが、中でも3回に大谷翔平選手から奪った三振の場面が大きな注目を集めた。イェサベージが投じた急激に落ちるスプリットを強振したバットが空を切ったため体勢が崩れて大谷のヘルメットが脱げ落ち「空振り三振」した場面だ。この大谷のヘルメットが抜け落ちた瞬間、イェサベージは主審のコールを待たずにマウンドからさっさと降りてゆくシーン⬆️に、ブルージェイスファンから喝采の声が次々と挙がった。「オオタニがまだスイング中なのに立ち去るイェサベージ、この写真をフレームに入れて飾っておこう」「オオタニのヘルメットが飛んで行った時、私はイェサベージのために立ち上がった。信じられない。彼には魔法がある」「もしブルージェイスが優勝したら、これは年間最優秀スポーツ写真の候補になるだろう」「この写真をルーブル美術館に飾って!最近は壁のスペースに余裕があるみたいだから」。試合後、まだ22歳の若き投手イェサベージは、オオタニとの対戦を振り返って、「僕はすべての打者を同じように扱う。これも単にひとつの三振に過ぎないよ」と淡々と語ったと言う。「どうするオオタニ!」。