


ドジャースの大谷翔平投手が、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。1試合で豪快なホームラン3本を次々と放ってナ・リーグ優勝に貢献した。中でも、2本目に放った89.3マイル(約143.7キロ)の内角のボール球のカッターを豪快に振り抜いた飛距離469フィート(約142.9メートル)の場外弾は、初回に放った飛距離446フィート(約135.9メートル)の特大弾を上回る飛距離で打球が場外に消える驚異の一発だった。この衝撃弾を見たチームメートたちの表情が面白い。ベンチに居たフリーマン内野手(⬆️左)やロハス外野手(⬆️中央)、ブルペンに居たベシア投手(⬆️右)が、申し合わせたかのように両手で頭を抱える仕草で驚きの表情を示したのだ。この様子がテレビ中継で映し出されると日本のファンが反応。「フリーマンの頭抱えたリアクションほんま好き」「フリーマンだけじゃなく何人も頭かかえてた」「メジャーリーガーが本気で頭抱えてるのほんとおもろい」という声が挙がった。驚くことが起きた時、日本人は目を丸くするのが一般的なリアクションだが、欧米ではなぜ両手で頭を抱えるリアクションなのか?欧米人は、ショックな出来事に出会うと無意識のうちに「自分の頭を守ろうとする心理」が働くからだとされている。大谷選手の常識では考えられない豪快ホームランに、チームメイトは、ショックのあまり思わず両手で頭を抱える行動をとってしまったというわけだ。