
『長生きしたけりゃ肝機能を高めなさい』の著者で肝臓専門医の浅部伸一医師によると、年を取るにつれて食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動不足によって肝臓に脂肪がどんどん溜まってゆくメタボリックシンドローム(通称メタボ)を放って置くと、肝硬変や肝細胞がんの発症リスクが高まるという。メタボは、20歳の時の体重から10kg以上増えてる場合は、疑うべきだという。浅部医師によると、現在では成人の3人に1人がメタボ脂肪肝だといわれている。運動不足や食べすぎによるメタボ脂肪肝を放置していると、肝臓の細胞が徐々に壊され、肝臓に炎症が起こり、肝細胞の破壊と再生が繰り返されてやがて肝臓にかさぶたのような物質ができて、正常の機能が果たせなくなる、この状態が「肝硬変」だという。肝硬変まで進んでしまうと、「肝細胞がん」へと進展する可能性も高くなり、最終的には「肝不全」となって命に関わる状態になるという。浅部医師によれば、自分がメタボと気づいたら、いまのうちに生活習慣を変えて脂肪肝炎へと進行するのを止めれば十分に完治することは可能だという。体重を7%減らすと肝細胞から脂肪が減少するといわれており、たとえ体重が減らなくても確実に効果は肝細胞に現れてくるという。週に250分以上の運動時間と、中度〜強度の有酸素運動を12週間以上行うことで、「メタボ脂肪肝」の改善が期待できるといわれている、あなたは週に250分以上の「ウォーキング」してますか?