
2日前に神戸のマンションエレベーター内で起きた殺人事件、現場から闘争した犯人の男、事件直後に新神戸駅から東京方面の新幹線に乗車した姿が防犯カメラに写ったのを皮切りに、防犯カメラ画像のリレー追跡で400km以上も離れた東京の山奥にある奥多摩駅から5キロほど離れた歩道で事件発生から2日足らずで捕まった⬆️。このスピード逮捕を可能にしたのは、街中に設置されている防犯カメラのAIによる「リレー捜査」という手法だ。事件現場の近くに設置されている防犯カメラの画像等を次々と繋ぎ合わせて,事件現場から被疑者の足取りを追ってゆく捜査手法で、「点」にすぎない個々の防犯カメラをリレーのように結びつけて1本の「線」とすることから, このように呼ばれている。これまでは、防犯カメラの画像追跡を、捜査官が手作業でしていたが、現在はAIによる映像追跡シスムの導入が進んでいる。実際には、犯人の顔が写っている防犯カメラ画像は極めて少なく、遠くに姿が映っていればいい方だという。これでは犯人を特定できるはずがなく、そこでAIによって人物の全身の特長量を数値化して判断するという科学的な手法を採用、これはかなり正確で、顔が写っていなくても、後ろ姿でも、横向きでもその特長量から「犯人と一致」と判断することが出来るようになったという。このように、顔が映っていない防犯カメラでも犯人を追えるようになってきた時代、数年後には防犯カメラの画像が鮮明な「日中の街頭犯罪」の場合、犯人が逃げ切ることはほとんど不可能という時代が来るのではないかとされている。