ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

山本由伸、MLB投手の2倍以上「空振り」を取ってる。

ドジャースの山本由伸ダイヤモンドバックス戦に先発し、7回を投げ1安打9奪三振、無失点の好投を見せた。MLB投手のあらゆる投球データを分析している『TJStats』は山本のチャート表を示し、「ヨシノブ・ヤマモトは今日、ダイヤモンドバックスを7イニング無失点に抑えた。彼は防御率を1.86まで下げ、空振り率56.4%という驚異的な数字を記録した、と公表した。「空振り率」はメジャー投手の平均が25・1%でその2倍以上の「空振り」を取れる山本投手のピッチングとはどういうものなのか。MLB公式データ分析サイト「MLB Savant」によると、山本が空振りを取る最大の球種は、打者がボールを捉えた際の平均打球角度がマイナス14度、バットに当たってもゴロになるケースがほとんどで被打率わずか.090のスプリッター、さらに「ライド(浮き上がるような軌道)」が増したフォーシーム、縦の変化が大きくなったカーブ、横変化がさらに7.6センチ広がり、より打者を幻惑する球となっているカッター、これらの球種を明確な意図を持って、狙ったコースに正確に投げ分けられる山本投手の抜群のコントロールが、「空振り」を量産できる理由なのだ、という。メジャー2年目の山本由伸投手、日本人投手初の「サイ・ヤング賞受賞」は、ほぼ確定だろう。