ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「企みはバレる」永遠のヒットメーカー桑田佳祐。

永遠にヒットを生み出し、デビュー当時の曲でも未だに色褪せることのない稀有なミュージシャン、サザンオールスターズの桑田佳祐さん。彼が、TBS「日曜日の初耳学」のインタビュアー林修に出演⇧。79年にリリースした大ヒット曲「いとしのエリー」誕生秘話について語った。78年に「勝手にシンドバッド」でデビューし2作目に「気分しだいで責めないで」をリリースするなどアップテンポでハイテンションな2曲から一転、3作目ではスローバラードの「いとしのエリー」へとバンドのイメージを激変させたことに「この振り幅っていうのは、これは戦略的だったんですか?」と林先生に尋ねられた桑田さんは「いやいや。そんなことない」と否定。「2作目までのコミックバンド風の雰囲気とか“俺たちいつまでこれやればいいんだろうね…”っていう雰囲気で、みんなの気分がバラードな気持ちになった。落ち込んでないとああいう曲は出て来なかったかもしれない」と振り返り、「いとしのエリー」がヒットした理由として「何も企んでない、意図しないものは強い」と語り、「企み始めるとバレちゃうんですよ。失敗作と言うのは企み始めたときに知恵が付くと時々やらかすんですよね。我々が「純粋無垢」で企みが無いときそれなりのものが作れる」と、ヒットメーカーならではの「極意」について語った。