
W杯アジア最終予選で、森保ジャパンがバーレーンと対戦、66分に鎌田大地、87分に久保建英がゴールを奪い2-0で快勝し、3試合を残して8大会連続のW杯出場が決定。開催国のアメリカ、カナダ、メキシコを除けば、世界最速でありイギリスの有力紙『The Guardian』も大々的にこの偉業を報じた。同紙は「過去7回のW杯出場を通じて、彼らは世界のサッカー界における日本サッカーのランクアップを示してきた。30年に渡るプロフェッショナリズムと草の根的な育成の結果、ヨーロッパで通用する選手が着実に育ってきたのだ」と伝えたうえで、「サムライブルーの台頭には『ハーフ』選手の活躍も密接に関係している」と解説、GKでその傾向が顕著だとし、「特に過去2回のW杯では、ハーフ選手がゴールポストの間に立つケースが多く、カタール2022でバックアップを担ったシュミット・ダニエル、現在のサムライブルーのスターである鈴木彩艶⇧、パリ五輪に出場した小久保玲央ブライアンなどだ。彼らは日本が育成に苦労してきたフィジカル的に厳しいポジションで活躍している。鈴木、小久保、あるいは野澤大志ブランドンは、日本史上最も背の高いW杯守護神になる可能性がある。選手のグローバル化が進む昨今、その流れは至極当然であり今後さらに加速するはずだ」としている。サッカーの世界でも強豪国になりつつある日本、果たしてその進化は「ハーフGK」の活躍によるものなのだろうか。