ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

YMOは、海外ではそれほど人気がなかった。

1980年代初頭に巻き起こったシンセサイザーコンピュータを駆使したテクノミュージックで、社会現象と言えるほどの反響を起こしたYMO。エレクトリック&シンセサイザーベース担当でリーダーの細野晴臣、ドラムス担当の高橋幸宏、キーボード・シンセサイザー担当の坂本龍一の3人のメンバーによって結成されたバンドだ。YMOの活動は、 日本だけにとどまらず米国等でのレコードリリースやコンサートツアーも行い、世界的に著名となった初めての日本人メンバーによる音楽グループだとされている。しかし、海外での知名度は実際にはどうだったのだろうか。アメリカでの最初のアルバム『Yellow Magic Orchestra(US版)』は、Billboardチャートで最高位として60位という結果、ディスコ・チャートのDisco Top100では最高順位42位という成績を記録している。イギリスでは、UK Singles Chartに63位で初めてチャートインし、その後最高で17位という記録を残している。海外メディアのYMOの評価は、例えばイギリスのThe Guardianはロンドンでの公演について「部分ごとには素晴らしいダンスミュージックであったが、冷たく無感情のパフォーマンスは残念ながら聴衆を踊らすことはできなかった、ロボットのディスコではこれらの曲は素晴らしいものとなるだろうが」と評しており、イギリスの音楽評論家はYMOの無機的な部分に対し否定的な評価を行なった。YMOは、海外の音楽市場で一定の知名度を挙げたあとに日本へ逆輸入したことで、国内での大ヒットへと結びつけることに成功した「賢いバンド」だったと言えるだろう。