
米誌タイムが、「今年の女性」(2025年)に、日本の戦国時代を舞台にした米ドラマ「SHOGUN 将軍」に出演してゴールデン・グローブ賞主演女優賞などに輝いた俳優のアンナ・サワイさん(32)を選出した⬆️。 選出の理由として、TIMEは、ハリウッドが長い間「従順」で主に性的な対象として描いてきた日本人女性のイメージを積極的に変えた彼女の演技を評価した、としている。「SHOGUN」で アンナ・サワイが演じたのは、英語を話せる敬虔なキリシタンで、主君である虎永(真田広之)も信頼を寄せる鞠子役、最初のオーディションに落ちた彼女は、鞠子が、これまで海外作品で描かれてきた、セクシーだったり、従順だったり、または単にアクションができる日本人女性ではないと気付き、3度目のオーディション挑戦で、ようやく役を得ることができたと語っている。「それまで日本女性のキャラクターにはなかったものを改めて実感し、撮影中は役の心情や本質と向き合い続け、苦しかったです。正直、『楽しかった』とは言えません。でも、私自身『日本人にとってすばらしい作品にしたい。日本の文化をしっかり伝えたい』と努めたので、それが叶ったという気持ちです」と「今年の女性」に選出された喜びを語っている。