日本の商品を紹介する米国のサイトZENPOPが、スナック菓子のKitKatが日米で大きさが違うのはなぜなのか、と記事にした。それによると、「アメリカのキットカットは、フレーバーによって正味重量が約42~55gで1パックあたり約210カロリーになるのに対し、日本のキットカットはミニと銘打たれており、正味重量はわずか約12g、カロリーは60~65カロリーである。サイズはアメリカのキットカットの半分位だが、日本のネスレは日本人が健康志向なので、サイズを約9gに減らし、その後、人気に応えて再び増やした。アメリカでの通常サイズのキットカットは、大きすぎて不健康だと世間から思われるため、このような決定が下されたのかもしれない」と分析、ZEBPOPでは、日本のスナックが小さい理由の 1 つは、食事の分量管理とバランスを重視する独特な文化のためだとし、日本では、1 回の食事でさまざまな料理を少量ずつ楽しむのが一般的で、この習慣により、食べ過ぎることなくさまざまな味を楽しむことができる。したがって、スナックも同じ原則に従い、満腹になりすぎずにおいしいものを何種類か味わうことができるように正味量も工夫されている」と解説している。さらに、「日本のスナック菓子は、集まりや特別な行事のときに、友人や家族とシェアされることが多い。少量ずつ食べることで、集団的な交流を促すことが奨励され、連帯感や調和という日本独特の価値観に結びついている、とベタ褒めだ。