ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

54ー59達成、それでもツイてない年だった、と大谷翔平。

WS制覇、「54HRー59SB」達成、DH初のMVP受賞と、あらたな伝説を作り上げたドジャースの大谷翔平選手⬆️。スポーツ誌Numberのインタビューで2024年シーズンを振り返り、「ホントにツキがなかったなぁ〜と思う」と意外すぎる答えを返していた。「とくに今シーズンの前半は、ツイていなかったなということが多くて、運が悪かったと思っています。僕の感覚では8月も最悪で、ホントにツキがなかったなぁと……114、115マイルのライナーを打っても捕られるし、強いゴロが野手の真正面に行く。ホームランだけがヒットになるみたいな感じで、なんともなりませんでした。逆に9月はいい数字が残ったんですが、とくに状態がよかったというわけじゃなく、やたらとツイていた。野手の間を抜けてくれるし、『ああ、ファーストゴロだ』と思った当たりが相手の守備力のおかげでヒットになったこともけっこうあって、月ごとに考えると運の要素でかなり数字がバラついていましたね。ファンのみなさんは数字にこだわると思いますが、プレイヤーとしては感覚にこだわっていかないと、長いスパンで見たときの数字が残らないんです。運がもたらしてくれた数字はやがて収束してしまいますし、結局は実力に伴う数字に近づいてきます。となれば、数字より感覚を大事にしたほうがいいよね、と思います」と語ったのだ。大谷選手がここで言ってる「ツキ」とは、相手選手がミスしてくれることを指す、つまり、相手がミスするのを待つ「他力本願」では、偉大な数字は残せない、という話のようだ。