ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

成功したのは大谷選手の英語力、あの「デコピン始球式」。

ドジャース・大谷翔平選手と愛犬のデコピンは8月28日、本拠地で行われたオリオールズ戦の試合前に前代未聞の犬による「始球式」を行った。デコピンが大谷に抱きかかえられてマウンドへ。合図とともにボールを咥えて、捕手役の大谷の元にダッシュ。鮮やかな“ストライク投球”に大谷は笑顔を浮かべ、ドジャースタジアムも大歓声に包まれた。この完璧な「始球式」について、シーズン終了後のスポーツ誌のインタビューで、大谷選手は「成功した要因は練習だった」と語った。大谷選手によれば、「もともとはおもちゃを投げて“bring it!”って教えたら、そのおもちゃを持ってくるようになったんです。それに“stay”を組み合わせて、マウンドで待て、ボールを持ってこい、という練習を、かなりしましたね。それと思いっ切り走るのが好きみたいで、ペンライトみたいなやつを一生懸命、追いかけてます。僕は一歩も動かないんですけどね(笑)」。「始球式」が成功したご褒美は自分で押すとボールがポンっと出てくるおもちゃです。ひとりで遊んどけよ、みたいな(笑)。でも、おもちゃはすぐに噛んで、壊しちゃうんですよね」。アメリカ生まれのデコピンに“bring it!”や“stay”という英語を組み合わせて繰り返し練習させたという大谷選手、犬の「始球式」にも完璧を求めるスーパースターのように思われる。