ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

三菱UFJ 貸金庫窃盗、犯人の女、ナゼ名前を出さないのか。

三菱UFJ銀行の女性行員が、約4年半に渡り、貸金庫に預けられた十数億円分にのぼる顧客の資産を盗み続けていた問題で、三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取が記者会見して謝罪した。犯人の行員は40代の女性で営業課長・支店長代理として貸金庫の管理責任者をしていて、盗んだことを認めておりすでに懲戒解雇したという。頭取がわざわざ謝罪したのに犯人の女性行員の名前や顔写真が公表されなかったことについて、「国民の関心の高い大事件」なのにマスコミの追求も弱く、犯人の女性が未だに逮捕されていない事実に多くの人々が首を傾げている状況だ。漫画家の倉田真由美さんが、X(旧ツイッター)で「まだ犯人の名前出さないんだ…なんで?日本を代表するメガバンクの一角、しかもこれだけ巨額の窃盗で銀行が未だ顧客に説明もなしって、さすがにどうなのよ。貸金庫、今も営業してるんだよね?」と不祥事を隠し続ける三菱UFJ銀行の態度を批判した。いまだに犯人の女性の名前や顔写真が公開されないのは、警視庁の捜査への配慮があるからだという。もし、共犯者がいれば、実名公表で警戒されてしまい、証拠隠滅や口裏合わせのリスクが生まれ捜査の妨げになる、というのだ。犯人の女性行員は既婚者で子どもは居ないとされるが、実名公表によって犯人の女性の家族や身内に嫌がらせなど二次被害が生じる怖れもあり、人権保護の観点からも現時点での実名公表は避けられたようなのだ。