ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

コロナ死から奇跡の生還、アル・パチーノ、生き方変わらず。

映画 「ゴッドファーザー」シリーズで知られる演技派の名優アル・パチーノさん(84歳)⬆が、4年前新型コロナウイルス感染症に罹り、生死の間を彷徨う壮絶な闘いをしていた事を米雑誌「ピープル誌」のインタビューで明かした。 アル・パチーノがコロナに感染したのは、ワクチンが広く普及する前のこと。急速に症状が悪化し、ある時点で脈が検出できなくなったという。「本当に死んでいたかどうかはわからないが、みんなは私が死んだと思っていた」ようだと、当時の切迫した状況を振り返った。意識を取り戻した時の光景を、パチーノは鮮明に記憶している。「目を開けたら、リビングルームに6人の救急隊員がいて、玄関の外には救急車が待機していた。まるで火星にいるような宇宙服を着た2人の主治医もいた」と、その異様な光景を映画俳優らしい言葉で生々しく表現、 「もう終わりだと思った。シェイクスピアの『ハムレット』の言葉を借りれば、『もはやこれまで。生きるべきか、死ぬべきか』だ。そしてハムレットは『もはやこれまで』と繰り返す。私もまさにそう感じた。『もう終わり』なんだと。生きることも、この世界にいることも、すべてが終わりを迎えたような感覚だった。でも、実際はそうではなかった」と奇跡的なコロナからの生還について語っている。 コロナ生還後の4年間生き方はどう変わったかと問われると、この生死を分けた経験が彼の人生観を大きく変えることはなかったといい、「まったく変わっていない」とアル・パチーノは断言したと言う。