暮らしのヒントになる情報サイト「Hint-Pot」が、世界中からの観光客で賑わう中、初来日で日本に来て8日目だと言うドイツ人カップルのキーノさん⬆左とヴァレーナさん⬆右に初来日の印象について尋ねている。キーノさんは「日本語を学びたくなったよ。どのくらいかかるかわからないし、とても長い道のりになると思うけど、僕は少なくともそう思った」と語り、ヴァレーナさんは「日本の旅行はとても貴重な経験でした。でも、また来たいかと言われたら、ごめんなさい。どちらというと私にはハマらなかった気がします。一番の理由は、日本のみなさんが英語をほぼ話さないこと。カフェやレストランに行ってもなかなか注文できないなど、それが少し残念だなと感じてしまいました」「「『ハロー』とか『ハイ!』とか言っても、目を合わせようとしてくれなくて、英語を学ぶ機会がないのかと思っていたんだけど……」と、日本人とのもどかしいやりとりにカルチャーショックを隠せなかった様子。そして、そんな日本人の反応から、日本では英語教育自体がないものだと思ったと言う。いまから半世紀前の日本でも「英語が話せない日本の英語教育」が猛批判されていた事をふと思い出した、あれから50年、東大卒の文部省のエリートお役人達は「話せる英語教育」について創意工夫することもせず「給料ドロボー」を続けているように思われる。