ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

うつ病予防、気分がふさいだら、その日は「強制終了」。

『精神科医が教える すりへらない心のつくり方』の著作がある精神科医の保坂隆先生は「昔と比べて『うつ病』になる人が増えている。うつ病への対策としては、精神的につらいなと思うことがあったら、すぐにその日を「強制終了」してしまうといい」とアドバイスしている。人生はいいこと、うれしいことが半分、つらいこと、苦しいことが半分ずつで成り立っている、と保坂ドクターは仰る。ところが、うつ病になりやすい人は見るもの聞くものが暗く見え、気分がひどく落ち込んでしまいがちだという。何事にも興味が持てなくなり、何をするのも億劫で面倒くさくなり、一日中ぼんやりと過ごすことが増えてくる。このままだと「うつ病になるのではないか」と不安を訴える人に対して、保坂ドクターは、「精神的につらいなと思うことがあったら、すぐにその日を終わりにしてしまうように、とアドバイスしているという。「その日を終わりにしてしまう。手っとり早く言えば、早々にふとんをかぶって寝てしまうことです。パソコンでいう「強制終了」ですね。うつうつと心が晴れない日でも、さっさと寝てしまって翌日になれば、昨日の悩みなど忘れてしまうことも多いはずです」。辛いことがあった日は、すぐにその日を「強制終了」、憶えておくと心の健康を保つ上で役立ちそうだ。