ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「寿司に醤油つける人、頭悪いです」ひろゆきの浅はか理論。

Z世代に人気のコメンテーターひろゆき氏が自身のYouTubeチャンネルで、「僕、寿司に醤油つけないんですよ。基本的に寿司に醤油つける奴は味音痴だと思ってるんで。割と寿司に醤油を付けて食べるのが、日本では結構当たり前なようになってるんですけど…でもそれって醤油の味を食べてませんか?っていう風に思うのよ」と発言、Z世代から猛反発を喰らった。「醤油付ける量なんて調整できるのに何言ってるんだ?」「醤油で素材の味がしなくなる?醤油でネタの旨みが引き立てられるとかそういう感覚がないってこと?」「もしかして少しだけつけるんじゃなくて全部浸すくらいにつけてるのか?」「醤油で臭みが和らぐの知らないのかな?」。科学的には、「うまみ」というのは、グルタミン酸とイノシン酸の掛け合わせから生まれるという。寿司の素材である魚の旨みは、「イノシン酸」が主成分で、醤油の旨みの主成分は「グルタミン酸だ。寿司(イノシン酸)に醤油(グルタミン酸)をつけることによってより一層「うまみ」が増す効果がある、というのが正解なのだ。ひろゆき氏は、醤油の味で食べてると感じるほど醤油に寿司を浸し過ぎた自分の過去の経験とグルタミン酸とイノシン酸の相乗効果で生まれる「寿司のうまみ」についての科学的な知識の不足から発したコメント、浅はかな理論家のように思われる。