MLBシーズン終盤戦、日本のメディアは、ドジャース大谷翔平選手が、50本塁打50盗塁の快挙をいつ達成するのか連日大騒ぎしている中、MLB SUBREDDIT(MLB専門掲示板)に、「オオタニが50ー50に近付いていることが米国スポーツ界でナゼ最大の話題にならないのか?」というスレッドが立った。米国人からのリプライ、「ルール変更後(投手牽制2回までに制限)の 50 盗塁は、昨年までと比較すると非常に小さい数字です。50 本塁打は素晴らしい数字ですが、そんなに大きな数字でもありません」「多くの人々は、50ー50を記録だとは思っていません。確かに偉業ではありますが、記録ではありません。74 を打つ人が(バリーボンズ73本)大物です」「来シーズン、彼が20勝と防御率2.5を成し遂げるのを見てみよう」「50本塁打も50盗塁も誰も達成したことのない数字ではない。両方を達成したからといって、注目すべき点はないということだ」「人々はMLBによるこの2つの数字の作為的な組み合わせを気にしてないよ」「野球は老人とオタクのためのスポーツだから」「去年アクーニャJrが記録した、打率.340近く、106打点、150得点、41本塁打と73盗塁の方が絶対にクレイジーだ」「みんな大谷の話に飽きてるんだよ。高額契約、賭博疑惑、ケガ、DHの話とか、終わりがなかった」。確かに50本塁打ー50盗塁は偉業だが、日本のメディアが騒ぐほどの「驚異的な数字」ではないことを、知っておくべきだろう。