公益財団法人「生命保険文化センター」が全国60歳以上の男女約2000人を対象に「自分の人生全般に関して後悔していること」を尋ねたところ、「もっと学べばよかった」と答えた人が57・1%と半数以上に上った。2位は「もっと貯蓄しておくべきだった」の54・2%で、3位「運動すべきだった」(計43・6%)4位「家族との時間を大切にすべきだった」(計38・3%)5位「生活習慣を見直したかった」(計38・1%)という結果だった。後悔している事がある人に「どれか一つをやり直せるとしたら」と質問すると、ここでも「学び」を選んだ人が24・7%でトップだった。因みに、アメリカで80歳以上の老人に「人生で最も後悔していることはなんですか」というアンケート調査をした結果では、1位が「チャレンジしなかったこと」2位「他人がどう思おうが気にしなければよかった」3位「幸せをもっと噛み締めたかった」4位「もっと他人に尽くせば良かった」5位「くよくよ悩まなければ良かった」だった。国によって「人生で悔いている事」にこんなに差があるのも興味深いが、日本の「もっと学んでおくべきだった」が第1位だったのは、世界が認める「勤勉な日本人」ということなのだろうか。