衣料品通販大手「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏（48）がX（旧ツイッター）で、カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長（75）が日本テレビのインタビューで発言した日本経済への“提言”に反論した。『日本人は滅びる』とユニクロの柳井社長が言っています。移民を受け入れ、知的労働者を増やし、少数精鋭で働けとも言っています。みなさんはどう思いますか？」とフォロワーに呼びかけ、「僕はなんだか逆のように感じます。日本らしさ日本人らしさが今後の国力の鍵になる気がしていて、それを薄めてしまうような、グローバリズムに迎合して自らその渦に飲み込まれてしまうような考え方には違和感があります。薄めるのではなく、日本は日本人らしさを活かして連帯してもっともっと濃い国になっていくべきかと思いました。生意気言ってすみません」と綴った。日本を代表する大富豪である柳井氏と前澤氏２人とも、世界一の大富豪イーロン・・マスク氏の「人口減少を食い止めなければ日本は滅ぶ」という「ど正論」と違って実にピント外れな「日本未来論」を語っている。いま必要なのはマスク氏が言うように日本人を「産めよ増やせよ」にフォーカスした意見ではないのか。昨年たった1年間で日本人86万人が地球上から消滅している事実に危機感の無いファッション業界の２人には「日本の未来」を語る資格はない。
