ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「台本通り」神様が仕組んだ大谷翔平サヨナラ満塁弾と40/40。

大リーグドジャース大谷翔平選手が、本拠地レイズ戦で、9回ツーアウト最後に回ってきた打席で 実に劇的な40号サヨナラ満塁弾を放った。同時に日本人初、メジャー史上6人目となる40本塁打40盗塁を達成した。まるで絵に描いたような衝撃的なストウリーだった。この日先発したドジャースのミラー投手は、「ちょっと予想してたんだ。サヨナラ満塁弾で40-40を達成したらどれだけクールだろう、ってね」と大谷の約束されていたかのようなその一振りに、感嘆とした様子で絶賛した。3−3の同点で迎えた9回裏、ツーアウト1・2塁の場面で代打が送られた。4日前に2ランHRを打っているチャンスに強いマンシーだ。彼は恐らく打って出ることでフォアボールを選択するとは考えられない選手だが何とフォァボールを選び満塁となった。そして大谷の打席、もし塁が空いていれば当然申告敬遠の場面だ。マンシーがフォアボールで出塁、そして申告敬遠ができない満塁の場面、まさに神様が大谷のために仕組んだような舞台だった。この場面で本塁打を放った大谷について、ロバーツ監督は「まさに物語だ。同じ夜に40本、40盗塁を達成する。過去にあったか知らないが、しかもグランドスラムでチームを勝利に導いた、彼は本当にドラマチックな男だ」と感服した。