ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

甲子園に鳴り響く韓国語校歌、京都国際を応援する日本人。

甲子園で行われている全国高校野球選手権、京都国際高校が、今春センバツ初戦でサヨナラ負けした青森山田を逆転で破り、初の決勝進出を決めた。1947年昭和22年)に開校した在日朝鮮人向けの民族学校である「京都朝鮮中学」を母体とする「京都国際高校」。甲子園に鳴り響くその京都国際の韓国語の校歌を、日本人観客は意味を聞き取れなくても別に違和感を感じていないようだ。テレビ中継しているNHKも、韓国語を日本語に翻訳した校歌の歌詞をテロップで流している。その日本語に訳された歌詞の中に「東の海を 渡りし 大和の地は」という文言が出てくる。ここで言う「東の海」というのは「日本海」の韓国での呼称だ。韓国政府は、1992年に国連加入後 「東海/日本海」の併記運動を一貫して国際世論に訴え続けている。これに対して 我が国は「日本海」は歴史的に見ても国際的に確立した唯一の呼称であり、変更する必要性もなければ、理由もない、と韓国政府の主張を一貫して突っぱねてきた。にもかかわらず、日本の公共放送NHKが「東の海」を「日本海」とは訳さず「東の海」とそのまま表記したことに、韓国のメディアは驚きをもって報じている。「慰安婦」「徴用工」「旭日旗」といまだに80年前の植民地支配を恨み続ける韓国にとって、甲子園での京都国際高校の活躍を手放しで応援する日本人が、実に不思議に見えるようだ。