ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

睡眠は、「脳の洗濯タイム」、ボストン大学が発見。

深くて安らかな睡眠を十分に取ることは、心身の健康に重要なことは誰でも知っている。十分な睡眠が人間にとってさらに良い理由があることが、米国ボストン大学とマサチューセッツ総合病院の共同チームが発見した。研究チームは、睡眠が血液と脳脊髄液 (CSF) に規則的な波を引き起こし、洗濯機のすすぎサイクルとよく似た働きをして、定期的に脳から排出される有毒な老廃物を除去するのに役立っているメカニズムを、磁気共鳴画像法 (fMRI) を用いて人の脳の内部に入り込み、この新たに発見された脳の洗浄サイクルが実際に行われている様子を画像化することに成功した⬆。実験では、睡眠中の13人の若く健康な成人の脳の電磁波の活動を記録し、fMRI画像を撮影した。画像では、血流の波 (赤、黄色) が減るにつれて、脳脊髄液 (青) が増加し、その後再び減少するというサイクルが約 20 秒間ごとに繰り返されていることが認められた。これによって、睡眠中の脳の血液と脳脊髄液の増減によって脳の「浄化波」が引き起こされている可能性があることが初めてわかったのだ。研究チームは、この現象をさらに研究することで、睡眠不足がアルツハイマー病患者の毒性タンパク質の拡散や記憶障害の悪化と関連づけられてきた理由を解明したいとしている。睡眠は「脳の洗濯」、「うたた寝」ばかりしているあなたにとって、良い「言い訳」ができたと思いませんか(笑)