ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

UTA ABEのギャン泣き、世界中の人々は、どう見たか。

5年間負け知らずだった女子柔道の阿部 詩選手が、パリ五輪で思わぬ敗北を喫したあと、試合会場のシャンドマルス・アリーナの館内に響き渡った 彼女の「ギャン泣き」が世界中のテレビで映し出され大きな話題となった⬆。我が国では「武道精神」にもとる恥ずべき行為だと批判の声も挙がったが、世界の人々にはこの場面がどう映ったのか、米国掲示板redditに世界中から様々な声が寄せられた。「誰も彼女を責めません。彼女が泣いているのを見て心配し、その後おにぎりを食べているのを見て安心しました。私たちは皆、彼女が4年後にまたベストを尽くしてくれることを願っています」「彼女が金メダルの最有力候補だったのに2試合目で敗退してしまうことを想像してみてください。だからこそ彼女はあんなに泣き叫んでいたのです」「阿部詩選手にとっては胸が張り裂ける思いです。でも、オリンピックで優勝が保証されていたら、観戦しても面白くないでしょう。詩選手はまだとても若いので、この敗北が彼女を奮い立たせ、次回はもっと良い成績で戻ってくることを願っています」「彼女はおそらく、激しい怒りと限りない悲しみが入り混じった感情を抱いていたのでしょう。スポーツ選手が試合に全力を尽くしたのに負けて泣いているのを見て、人々に罪悪感を抱かせようとするのはやめてください」「彼女に言いたいのは、負けることがそんなに悲しいことなら、勝った時に同じ苦しみを相手に与えたことをなぜそんなに喜ぶのか、ということです」。確かに、初めて負けた悔しさを味わった詩選手、更に強くなった姿を4年後のロス五輪で見せて欲しいものだ。