ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

あなたも本物とダマされる、AI美人コンテストBEST3。

ワールドAI クリエーター アワード(WAICA)が、AIで生成した仮想モデルの美しさを競う2024年度AIミスコン「Miss AI」の結果を発表した⬆。左から、1位のモロッコを中心に活動するAIモデル「Kenza Layli」、2位のフランスを中心に活動するAIモデル「Lalina」、3位のポルトガルを中心に活動するAIモデル「Olivia C」だ。彼女たちの、そのナチュラルな雰囲気のAI生成写真は生きてるモデルとまるっきり区別がつかない出来映えだ。こうしてAIで生成された仮想モデルは商品の広告に起用されることが多く、2023年11月には月に160万円超を稼ぐAIモデル「Aitana(アイタナ)」がスペインに登場し、アイタナのInstagramアカウントを開設したところ、わずか数カ月で12万人以上のフォロワーを獲得。また、アイタナがAIモデルであることを知らない著名人からプライベートメッセージを受け取ることも多く、500万人近くのフォロワーを抱えるラテンアメリカの有名俳優がアイタナを本気でデートに誘うメッセージを送ってきたこともあるという。 こうしたMiss AI人気について」、「美しさの基準の均一化につながる」という懸念の声もあり、ケンブリッジ大学のAI研究者ケリー・マクナニー教授は「仮想モデルの作成に使われるAIは世界の既存のパターンを複製して拡大するように設計されており、既存の美しさの基準を繰り返しているだけに過ぎない」と批判的だ。AIモデルの魅力に惹かれて商品を買う、何とも「空疎」な時代の到来だ。