米国ペンシルベニア州の集会で土曜日夜に起きた暗殺未遂事件を受けて、トランプ元大統領が事件後の最初のインタビューで、「自分は死んだはずだった」と語った。そして「自分は幸運の神によって救われたと感じている。最も信じがたいことは、たまたま私が頭を回しただけでなく、ちょうどいいタイミングでちょうどいい量だけ頭を回したことが奇跡を生んだ」と語り、本当は「耳をかすめた弾丸で簡単に死んでいたかもしれない」と付け加え「僕は死んでいるはずなんだ、ここにいるはずじゃないんだ」と彼は銃撃を受けた瞬間について語った。確かに、トランプ氏の耳をかすめた弾丸が数ミリずれていれば頭部に命中し彼は即死したに違いない。さらに、 トランプ氏は、自分が撃たれたことに気付き群衆を見上げた瞬間の様子について「彼らはただじっとしていた。あの時の感覚はどう表現したらいいか分からない」。その後、聴衆に向かって拳を突き上げたことにつて、「世界が見ていると思った。歴史がこれを裁くことは分かっていたし、『大丈夫だ』と伝えなければいけないと思った」からだと語り、今や「国を一つにまとめるチャンスが自分にはある」と語った。幸運の神様の存在を感じたトランプ氏、11月の大統領選に勝利できるかもしれない。