小池百合子東京都知事が、東京都の観光振興と都市の魅力を発信する目的で始まった都庁の壁面を使った大掛かりなプロジェクションマッピング⬆。当初の予算の見積もりでは18億円とされていたが、いつのまにか48億円と50億円近くまで膨れ上がった。これほどズサンな運営会社はどこなのかといえば、オリンピックの裏金問題で2024年8月まで都庁の発注業務の入札停止を受けている「電通」の関連会社だからだ。ちなみに、フランス・マルセイユのプロジェクションマッピングは2億8000万円、北京オリンピックの都庁よりスケールの大きいマッピングはわずか1億4000万円、インドのお城を使ったマッピングは7000万円。これらと比べると、現代の悪徳商人越後屋と称される「電通」が莫大な金額を中抜きしていることが良く分かる。さらに、ダンスシーンの映像には無料で使えるSilly Danceというフリー素材が使われている。Silly Danceを訳せば「バカ踊り」。50億円かけたプロジェクションマッピングに無料の映像素材を使い、しかもそのダンスの名前が「バカ踊り」、小池都知事はどこまで都民税を払っている都民をバカにし続けるのだろうか。電通関連会社に支払った50億円の「明細」をこの都知事選挙の期間中に小池都知事はヤマしいことがないのなら、ぜひ「公開」すべきだと思いませんか?