ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

(笑)ニューズウィーク、日本人全員ジャニー喜多川の共犯者。

今年3月、イギリスBBCテレビの故・ジャニー喜多川による少年達へのセクハラ報道⬆に端を発したジャニー喜多川の性加害騒動。このBBCの報道を受けてアメリカのニューズウィーク誌は、3月に「(日本の)一般大衆はこれら疑惑の「社会的もみ消し」の主犯ではないものの、完全に責任を免れることもできない」と論じ、5月23日に再び「ジャニー喜多川の性加害問題は日本人全員が「共犯者」である、という記事を載せた。その理由として、「ジャニー喜多川の性暴力については1999年、週刊文春が大々的にキャンペーン報道を行ったことで、広く世に知られるようになった。同時期にインターネットの普及も進み、近年は「暗黙の了解」としてもはや誰もが知る話だった」「ジャニー喜多川の少年達への「セクハラ行為」を認定する東京高裁判決が出た2003年当時、この問題の重大性をきちんと認識できる人は、日本にほとんどいなかった。その意味で、すべての日本人はジャニー喜多川の罪を黙認し続けた共犯者なのである」としている。ニューズウィークはこの問題に関心を持たなかった日本の一般大衆に責任あり、と結論付けているが、1999年の週刊文春のスクープや2003年の東京高裁のジャニー喜多川の性加害認定について、当時、一斉に口をつぐんで一般大衆に知らせようとしなかったNHKをはじめマスコミの責任のほうがはるかに大きいのではないのか。マスメディアのニューズウィークは、日本の一般大衆に責任を押し付ける形で、同業社である日本のマスコミを庇ったように思われる(笑)