ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平が、突然5失点した「前ノメリ」ピッチング。

エンジェルスが本拠地でオークランド・アスレティックスと対戦。大谷翔平は「3番・DH兼投手」で先発出場し、3回を終えて大谷がパーフェクトピッチングでチームは5対0とリードを奪った。しかし、4回の表に大谷は突如として乱調に陥り、先頭打者に死球を与えると、続く打者には四球、3番目の打者に3ランを浴びた。さらに続く打者にも死球、次の打者に再び2ランを浴び、1イニング合計2本の本塁打を許しまさかの5失点で同点とされてしまったのだ。それでも5回以降は立て直し、6回3安打5失点で4勝目を上げることが出来た大谷投手。試合後のインタビューで、突然の5失点の場面について、「ちょっと守りに入ってしまったというか、勝たなければいけない、抑えなければいけない、攻めの気持ちが少し足りなかった」と反省の弁を語った。しかし、突然の3つの四死球というコントロールミスは、大谷自身が語った「攻めの気持ちが足らなかった」ことが原因とは考えにくい。この突然のコントロールミスの原因は「死球で走者を出したことで、初めて大谷投手がクイックで投げたことにより「クイックで右足に(体重が)十分に乗る時間がつくれず、体が前に突っ込みやすくなり、変化球が抜けたり、ボールが曲がらないコントロールミスが起きてしまった」という元巨人の完全試合投手槙原寛己氏の冷静な分析が、一番納得できる説明に思われる。