ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

マスクは「顔パンツ」、コロナが去っても着けたまま?

コロナによるパンデミックが終息へと向かう中、「ノーマスクになるのが怖い」と、素顔を見られることに抵抗を感じる若者が増えているという。情報リサーチ会社プラネットの「マスクに関する調査」によれば、4000人のうち7割が「コロナ禍が落ち着いても着用する」と答えたという。30代以下でこの傾向が目立ち、「着用したくない」の16%を大きく上回った。顔を隠すことで対人不安が和らぐからだという。つねににマスクを着用する習慣が身についてしまっていて、人前でマスクを外すことは、パンツを脱ぐことと同じぐらい恥ずかしいことだと、SNS上で若者を中心にマスクについて「顔パンツ」という造語が使われているという。しかし、パンツを履かないほどに恥ずかしいからマスクを外さないという人が増えれば、 現実社会でのコミュニケーションに障害が出てくる恐れがあるという。カリフォルニア大心理学名誉教授アルバート博士が発表した「メラビアンの法則」では、人と人のコミュニケーションで相手が受け取る情報は、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%と、半分以上は視覚からの情報だという。マスクによって顔の半分以上が隠れることによって視覚によるコミニケーションは半減され、相手の顔を覚えるのも難しく、視覚情報が少ないため人と人との結びつきがより困難になり、相手に関する情報が薄いままのため、人間関係が希薄になってしまう恐れがある、とアルバート博士は危惧している。  ところであなたのマスクは、「顔パンツ」化してませんよね?(笑)