ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

試合の直前、世界最強井上尚弥はナゼ平常心なのか。

バンタム級で世界4団体王座統一を目指す井上尚弥選手。明日12月13日のWBO王者のポール・バトラー(英)との王座統一最終戦を前に、所属ジムの大橋会長(57)が「全く問題ない」と自信を見せた。間近で井上選手に接している大橋会長は「(井上は)ハートの強さが一番すごい。特に、強さが分かるのは試合の直前まで、本当に楽しそうにしている、(普通に)「しゃべっていて、『じゃ、行きますか』と。だから24時間強いということ」。平常心のままリングに上がり戦えるその精神力こそが強さの秘密だと語った。試合直前でも平常心を保てる理由について、井上選手本人は「そこはもうトレーニング。トレーニングで自信をつけているから、プレッシャーやみんなの期待を力に変えていけると思っている。今、明日やあさって、3日後に試合をしろと言われても絶対に無理。それだけの準備をしてリングに上がるからこそ、プレッシャーに押し潰されないメンタルでリングに上がれる」と語っている。バンタム級世界4団体王座統一の最終戦WBO王者バトラーとの戦いについて「自分が当日のリングに100%で上がることができたら、勝ちは堅いと自分でも思う。(100%の力を出せる)楽な戦い方をしたら絶対に勝てる。ただ、やっぱりファンの期待はそこではないし、自分はそのファンの期待以上のものを見せたい」と自信の程を覗かせた。PFP(パウンドフォーパウンド=全階級の選手を同一体重として誰がいちばん強いか)ランキングで、日本人初の1位を獲得した井上尚弥選手、いつもの「平常心」でバトラーにKO勝利するのはほぼ間違いない。