元プロボクシング世界チャンピオンの亀田興毅氏が、「ボクシング界の底上げ」を目指すとして新ボクシングイベント『3150FIGHT』を創設、その意気込みについてスポーツ総合雑誌 Numberの公式サイトのインタビューで語った。「井上選手は確かにすごい。でもそれは一部の選手であって、全体で見るとボクシングは苦しい状況にある。だからボクシングをもっと活気づけたい。もともとボクシングは歴史もあるし、スポーツとして認知もされています。ステータスがあるんです。でも他の格闘技と比べると、ちょっとハードルが高いというか、入りづらいところがある。そこを華やかにして、入口を広くして、ボクシングで稼げるとなれば、絶対にこっちに流れはくると思います」。これを読んだモンスター井上尚弥選手が自身のツィツターで「自分がそういうものにしたのによく言いますね」⬆とたった21文字で亀田興毅を一蹴した。井上選手はかつて「プロ入りした頃のプロボクシング界が大嫌いだった。チャンピオンが勝てる相手を連れてきて、当然のように勝つ。そしてパフォーマンスで人気を得る。ボクシングにはそんなもんは要らないんです。いい試合を見せればいいんです」と吐き捨てるように語っていたが、これは当時のボクシング業界で悪名高かった実力が無いのに世界チャンピオンになった亀田3兄弟を指しての批判であった。その亀田家長男のボクシングの本質をまだわかってない「妄言」に対しての、怒りの21文字ツィートだった。