元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が、「旧統一教会」への発言で集団イジメに合っている。旧統一教会が、1997年に名称変更の要望を文化庁に提出し、当時の文化庁宗務課長だった前川喜平氏(67)が名称変更の要望を当時却下した、とリーク発言したのに対し、橋下氏は「国のルールとして“認証”と“許可”は違うため意図的に要望を却下した前川氏は違法だと主張、「『あぶない宗教団体は全部取り締まっていきますよ』なんて法律ができたら一体誰が判断するんですかね?」と正論を吐いた。さらに、全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹氏(61)が「反カルト法のような法律を導入すべき」と提案したのに対し、橋下 氏は「反カルトというのはあくまでも宗教に絞った規制。でも、信じているのはしょうがない。だから教義内容や内心に踏み込むのは危険」とここでも正論を吐いた。この橋下氏の一連の発言が「統一教会」を擁護した発言と受け取った人達が怒りネット上で、橋下氏への集中批判が起こったのだ。橋下氏の発言をよく聞けば「統一教会」=「悪の集団」という一方的な見方ではなく、「冷静な判断基準を持つべきだ」という弁護士として「正論」を言ったのだが、橋下氏の発言は世の流れに棹さす「異分子」発言とみなされ、集団でのイジメに合ったというわけだ。「正論」よりも「世の流れ」に従った発言しか許さない日本人の「イジメ体質」から生まれた「橋下氏批判」、あなたはどう思いますか?