ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ゲームはメンタルヘルスに影響なし。オックスフォード大調査。

ゲームは、メンタルヘルス(心の健康)に悪影響を及ぼすので「1日60分、休日は1日90分まで」と決めている家庭は多い。米国オックスフォード大学インターネット研究所のシュビルスキー教授らの研究チームが、18歳以上のゲーマー3万8935人を対象に、生活への満足度や各種の感情レベル、ゲームをする際のモチベーションなどを調べる「メンタルヘルス調査」を行った。6週間分のゲームデータと、研究チームが収集したメンタルヘルスのデータを分析した結果、ゲームを遊ぶこととプレイヤーのメンタルヘルスの間には因果関係がほぼまったく見られなかった。メンタルヘルスに変化が出たのは通常より10時間も長くゲームをプレイしたゲーマーだけだったという。一方、ゲーマーが自ら進んでゲームをしたいと思ってプレイしている場合はわずかながら幸福感にプラスの影響が表れ、逆にゲームを自からではなく付き合いでプレイした場合は、幸福感にマイナスの影響が見られたという。この結果について、シュビルスキー教授は「ゲーマーの幸福には、ゲームをプレイする時間は関係ないことが分かりました。つまり量ではなく質が重要で、『プレイしなければ』と感じると気分が悪化しがちです。その代わり、ゲーマーが好きでプレイしている場合、それがメンタルヘルスに良い影響を与えると解釈できる」と語っている。教授はまた、こうした基本的な研究さえ行っていないのに日本では条例を制定してゲームを制限したりしていることに、疑問を呈している。