ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

スマホで勝てた参院選、漫画家、国外逃亡Youtuber続々当選。

「ぜひ私を写真に撮って、ツイッターで拡散してください。拡散に次ぐ拡散で、ご家族や友達にも紹介してください」こんな街頭演説をする候補者が過去にいただろうか。「ラブひな」「魔法先生ネギま!」などが代表作の人気漫画家赤松健氏(54)(⬆左)は、参議院選挙で自民党の比例から立候補、支援団体もないのに個人名票が約53万人と、全政党の比例候補者中トップの獲得票で漫画家として初当選した。赤松氏のツイッターフォロワー数は17万人だが拡散の拡散で 53万票を獲得したのだ。さらには、詐欺罪の疑いで現在、海外逃亡中の「芸能界の裏側」を暴露する人気ユーチューバーであるガーシーこと東谷義和氏(50)(⬆右)がNHK党の比例代表で約30万人の個人票を集めて初当選した。東谷氏のチャンネル登録者数は127万人。参院選の投票方法を自ら解説した動画は39万回再生されていた。選挙戦は、逃亡先のドバイから、インスタライブやユーチューブを中心に展開。当選後に自身のユーチューブチャンネルで「俺についてきてや」「全てをひっくり返したる」などと意気込みを語っていたが、詐欺事件を起こして逃亡中の身 であり、国会議員の「不逮捕特権」を得るため出馬したそうだが、無事に帰国できるのか注目の的となっている。つい10年前までは「選挙にネットは効果ない」と言われた時代だったが、その後の10年間でネット情報を手のひらで見られるスマホが急速に普及したおかげで、これまでの常識を覆す当選者が次々と現れたのだ。現在の選挙を制するには「スマホの活用」が必須の時代が到来したと言えるだろう。