不気味な仮面がトレードマークの国際的なハッカー集団「アノニマス」⬆が、ツィツターで３月７日にロシアのテレビと動画配信サービスをハッキングし、ウクライナでの戦闘による惨状をロシアの国民に向けて放送したと報告した。「アノニマス」は、ロシア国民が視聴するテレビチャンネルロシア24、チャンネル1、モスクワ24やストリーミングサービスウィンクとNetflixをハッキングし、ロシア軍の攻撃によってウクライナが悲惨な状況にある事を、ロシア国民に知らせるための映像配信を行い、同時に「今、空爆を受けているウクライナ人のことを考えてほしい。私たちは世界を変えることが可能で、何に対しても立ち向かえる。今こそ、ロシア国民が一丸となって、プーチン大統領の戦争に『NO』を突きつける時だ」とアノニマスからのメッセージを配信した。EU各国やアメリカが口先だけで手をこまねいている中、ハッカー集団「アノニマス」は、ロシアのメディアを乗っ取ってロシア国民の戦争反対への感情を煽ったり、ロシアのウクライナ侵攻直後に「ロシア政府を標的にした、対抗作戦を実行する」と宣言、その翌日にロシアへのサイバー攻撃を開始してロシア国防省がサーバーダウン、アノニマスが「データをハッキングすることに成功してダウンロードできる状態にし、ロシア政府関係者の銀行口座などをウクライナ政府にリークした。ハッキングによるネット上でのゲリラ（奇襲）活動、仮面ハッカー集団アノニマスの今後の活動に注目だ。
