ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「もう辞めるし」有吉弘行がラジオ・テレビの衰退を笑う。

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お笑いタレントの有吉弘行が、自分がパーソナリティを務めるラジオ番組「SUNDAY NIGHT DREAMER」に出演。ラジオや雑誌やテレビ業界の暗すぎる未来について語った。「出版市場の4割、コミックに」というニュースについて、有吉は「雑誌買わなくなったもん。ネットニュースで雑誌系のものは目に入ってくるけど」と感想を語り「でも、雑誌も終わりだ、ラジオも終わりだって言う割に細々とやってるね。細々とは続くのかね?」と冷ややかに語り、さらに、「ほんとにラジオ機持ってない、ゼロに近かったものが、1%で踏みとどまってるみたいなもんだと思うよ。Radico(スマホで聞けるラジオ)がバーンと増えて、ネットに迫る勢いとかじゃないでしょ。ラジオ業界が『イケェー!Radikoで!』っていうほど盛り上がってるとは思わない。当然テレビ業界もそうだし。雑誌もそうでしょ」とネットに押されて苦境に立たされているマスメディアについて語り、最後には「実際倒産したりするだろうね。出版社もテレビ局もそうだし、ラジオ局もそうだけど。大変だね。もうインターネットだけ?」と嘆き「変わんないか、俺らがやることは。どうせもう年だし、辞めるしね」と自嘲してみせた。これだけ言いたい放題の有吉が、それでもなおテレビやラジオに引っ張りだこなのは、世の中の流れを冷めた目で捉え、鋭く切ってみせる彼独特の「話芸」があるからだ。