ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「親ガチャ」の考えは正しい、とアメリカの経済学者。

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親を選べないことを景品のガチャにたとえた「親ガチャ」という日本の若者から生まれた言葉。米シカゴ大経済学部のジョン・リスト教授⬆は、母は秘書、父はトラック運転手というブルーカラーの家庭出身だが、「親の富や社会経済的地位が子供の成績や成果、個人のキャリアを大きく後押しすることには疑う余地が無いことはデータでも示されている、「親ガチャ」(parent lottery=親という宝くじ)という概念で表すのは実に理にかなっています。遺伝も環境も親で決まるのですから、親ガチャという概念は間違っていないのです。子供には、遺伝や持って生まれた脳はもちろん、運の良しあし、ほかの子供よりどれだけうまくやれるかといったことはコントロールできません。子供がコントロールできるのは「努力」、つまり「インプット」だけです。だから、私は、いつも自分の子供たちにこう言ってます。「精一杯頑張れば、結果など関係ない。ベストを尽くすことが勝つことだ。ほかの子供たちのことなど、どうでもいい。他者との比較は『結果』重視につながる。自分の力を出し切ることが大切だ」と。さらに、教授は「日本の若者たちは親ガチャ問題を狭い意味で捉えすぎていると思います。日本に生まれたというだけで、誰もが人生の当たりくじを引いたことになるからです。アフリカや中米など成功するチャンスが皆無の国の貧困家庭に生まれれば、非常に困難な人生が待ち受けているのですから」。親ガチャの不運を嘆いてる君、リスト教授が言うように日本ガチャを引き当てた幸運に先ず感謝スべきではないのか(笑)