アメリカのオンライン画像管理サービスImgur(イミジャー)にアメリカの大学生が所有するPCは、その71%がmacであるという調査データが掲載された⬆。2016年の世界中でのPC出荷台数を見ても、macは2000万台でwindowsは2億3200万台と圧倒的にwindowsが普及しているのに、なぜ、アメリカの大学生はwindowsではなくmac派が多いのだろうか。一番の理由は、Apple社がアカデミック(大学や研究機関)に対してmacを安く購入できる特典を設けているからだ。そして、見た目のデザインもクールで学生が大学に入って初めて手にするパソコンとして選ばれやすいという特長もある。さらに、macには、プログラミングする際にアプリなどをインストールする必要がなく簡単にプログラミングできる環境を整えることができ、そのため理系の学生は1度macを使うとそのまま使い続ける学生が多いという。そして、windowsに比べてmacはエラーが少ないためエラーによる無駄な時間のロスを少なくできる利点も魅力の一つだという。Apple社は、ハードウェアとソフトウェアを統合して開発しているためmac製品は安定度や信頼度が極めて高く、誤作動や解決の難しいエラーが生じることは極めて稀だという。PCの世界では圧倒的に少数派のmacだが、Apple社のアカデミック(大学や研究機関)分野にシフトしたマーケティング戦略によってwindowsに肉薄できる日が来るかもしれない。