ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

南ア医師チーム「オミクロンの感染爆発は1ヶ月で終息する」。

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アメリカの大手通信社ブルームバーグが、「オミクロン」の発生源として注目を集めた南アフリカの医師チームがパンデミック(伝染病の世界的大流行)状況がオミクロン株で終わりそうだという内容の研究結果を出したと伝えている。医師からなる研究陣はスティーブ・ビコ・アカデミック国立病院でオミクロン株による感染の推移を現場調査した結果、「パンデミックの様相が終わることを示唆する可能性がある」と明らかにした。今回の研究分析対象は病院内のオミクロン感染患者466人の記録と以前のコロナ感染事例3976件を比較する形で行われた。今回の研究でオミクロンの流行では患者の4.5%だけが死亡しただけで、以前の流行時の21%と比較すると何と4分の1以下と低い数値となった。 集中治療室に入院した患者も少なく、病院入院期間もかなり短かった。今回の研究で感染力の強いオミクロンによる入院率は速いペースで上昇したが、分析対象となった最初の患者入院から33日後には入院率は減少に入った。 研究報告書は「このような現象は以前には南アフリカのどの病院でも観測されなかったことだ」とし「オミクロン株の感染が、地域社会で無症状が高い水準にあることを反映するものかもしれない」と分析した。103年前の1918年から1920年の2年間で感染者数5億人死者数1億人以上と世界中に猛威を奮った「スペイン風邪」は、多くの人が感染し尽くし、ウイルスに対する「抗体」を多くの人が得たことで終息できた。今回の感染力の強いオミクロン株によって「抗体」を持つ人がさらに増えればパンデミックが終息するということだろうか。