ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

左利きの人が、右利きの人より器用なナゾが解けた。

 

f:id:gunjix:20211003172917p:plainf:id:gunjix:20211003172930j:plain

上の画像⬆は、世界で初めての「脳内科医」加藤俊徳医師による右利き(左側)と左利き(右側)の人のMRI画像の比較写真だ。黒く写っている部分が、脳が使われて成長していることを示しているという。つまり、上の画像で黒い部分が多い左利きの人は、黒い部分が少ない右利きの人より余計に脳を使っていることを示しているのがこの比較画像というわけだ。では、なぜ左利きの人は右利きの人より余計に脳を使っているのか。加藤医師によれば、左利きの人は、右利き優先の社会に順応しようと、左手だけではなく右手を使う機会が多いため、両手で両方の脳を絶えず刺激しているためだという。左利きの人は、利き手で右脳を活性化させると同時に、現代社会で生活するために欠かせない、言語情報の処理を行う左脳も絶え間なく使っているという。右利きの人が、動作によって左手も使うということは、ほぼありえないが、そのぶん左利きの人は、両脳を刺激する機会に恵まれている。その結果、左利きの人は右脳と左脳、両方を常に覚醒させ、使える脳の範囲が広がることで、左利きの人は「直感」や「独創性」を生み出しやすいのだという。ちょっとしたことにも工夫をしている左利きの人は、知らず知らずのうちに、新たな発想を生み出しやすい「脳の体質」になっているのだそうだ。日頃、発想力が乏しいと嘆いているあなた、さっそく左利きの生活を始めませんか(笑)